先日、横浜の海にて行われた花火を見ました。
夏の広い夜空に花火がぱぁーっと光り輝くのを目にした瞬間に、きっとものすごく多くの人が関わってこうなったのだろうという思いが湧くと同時に、鼻つん涙現象が起きました(鼻つん涙現象というのは、私が勝手につけている名前で、悲しいとか嬉しいとかの感情や思いを通す間もなく、何かを見た瞬間に鼻がつんとして涙が出てくる現象で、それは主に人やあらゆる生き物や大地や川や海や空…などの美しく厳しくまた優しく愛らしかったり強さだったり…などの人智を超えるような繊細且つ壮大な力の源のようなものを目にした瞬間に起こります)。
花火をつくった、花火大会に関わった全ての人たちや、日本のひとつの文化とも言える夏の花火大会、を続けてきた人の人生と日々の営みは、古くから続いていて。
しかも毎年、その伝統を伝え守りつつ、毎年新しいデザインや光や演出…。
現代の現在の自然やその中の人やその人の人生が、今に至る長い歴史と共に創ってきていて。
なんとも言えずにその全てが素敵で、心をゆらゆらとぐらぐらとふわーっと様々に動かされます。
見ていた建物の屋上から心から拍手しました。
また来年も楽しみ…!!
岩沢彩
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