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梅があちらこちらできれいに咲いていますね。
最初に見た時に、まだ真冬なのにもう咲いているの??と思っていましたが、あと10日ほどで3月なんですね。早い…!
1月の公演が終わり、少しゆっくりペースで日々を過ごし、季節の移り変わりを感じる、風や日射しの強さや柔らかさ冷たさ温かさを、全身で満喫する今日この頃。
ORIGIRINGのクラスでも、チャコットのクラスでも、美和クラシックバレエのクラスでも、新メンバーの方との出会いがあったり、またレッスンを続けられている方が、○ヶ月、一年、二年、三年、十○年…とそれぞれにその継続年数を増やされています。
地道に少しずつ…、けれど代替えできない新鮮でワクワクするチャレンジの瞬間(毎回、人の身体と心の状態などは違い、感じること考えたこと、それに伴う日常の行動も日々変化していると思われるので、何度も何年も積み重ねて来た動きでも、毎回レッスンする度、踊る度に、新しい発見と共に新しいチャレンジがあると思います…)を一緒に過ごし、みなさんが少しずつ少しずつ積み重ねて磨くことと磨かれたものに、私自身がやっぱりいつも良いエネルギーをいただき、発見があります。
ORIGIRINGの公演を行う時には、振付を8ヶ月程前から始め、それから8ヶ月、ほぼ休みなく分刻みの予定の中日々生きていくのですが、公演が終わった今は予定を決めず、そのときの気分で行き先を決めたり変更する時間の余裕がある時があります。
で、先日、クラスの帰りに、街を歩いていて、ふと見ると、面白そうな写真展が開催されていたので入ってみました。
一点、釘付けになり、涙が出そうになる作品がありました。
かわいそうだから、とか悲しげだから、とか、何か泣くような思い出が思い出されたから、などの、理由という理由はありません。
ただ、そこにある、その写真家が自分の中に持っていたこと、あるいは撮る時に感じたこと、とその写された媒体と、それを撮るに至るまでの人生や、磨いて来た撮影のテクニックや思考と感覚と行動とそこからの発見などなどなどたっくさん!!…の中の何かに、または全部に、と、また私の中の何かとが、ただ、共鳴したのだと思います。
それは幸せな気持ちです。
人は独りの時は独りだけれど、独りではない時もあるのだ、と改めて思えます。
ありがとう!見ることができてよかった、と思いました。
また、絵を見たり本を読んだり、街の中でのあらゆるつくられたものを見ても、色々なことを受けます。
自分を省みもします。
そして、やっぱり、この世界は面白い、と思い、希望をもらいます。
そうして、この世のみんなの声や声にならない声を受け、聞いていると、また私も踊りの作品をつくることで返事をしたくなります。
また、甥家族や親や友達と会って話したり、踊りのクラスでレッスンを行うことなど…人やこの世界を感じて伝わり合いながら生きること、人生を歩むこと、全てがクリエイトそのものでもあり、その日々自体がまた私の幸せのエネルギーの元であり、幸せそのもの、につながってもいきます。